川添です。

人材の育成はむずかしいものです。
どの企業もいろんな手法や切り口で試行錯誤しています。

元カリスマバイヤーで、福助の経営再建を手がけた藤巻幸夫氏は、「人材マトリクス」という指標で人的資源の最適配分を推奨しています。




同氏は、この番組内で、人材マトリクスで「組み合わせ」を考えよと主張しています。

たとえば営業に向いているを判断するモノサシとして、

　「創造性の高低」
　「話し好きか否か」　という軸でマトリクスを作り判断しています。

またチームづくりの指標として、さらに

　「単純か複雑か」
　「情熱タイプか冷静タイプか」　というを軸を設けました。

番組内で聞き役の勝間さんも、この人材マトリクスについて、「どういう上司と部下の組み合わせであればよりうまくいくかや、またやる気が起きやすいか、また互いに補完関係になるかを計るためのモノサシになる」と言っています。

やはり人を動かすには、”情報”は不可欠であって、この場合モノサシがあることで最適な配分の判断の一助となりえるということです。もちろん「モノサシ＝指標」を導き出すための情報も前提として必要となります。