ネットショップ売上高ランキングからみえてくること
川添です。
日流Eコマースで「ネットショップ売上高ランキング」が発表されていました。
ベスト3は以下のとおり。
1位は、アマゾン(あーやっぱりね) 400,000百万円
2位は、ベルメゾン(千趣会ですね) 71,000百万円
3位は、DELL(デルダイレクトモデル健在か) 70,000百万円
※楽天市場などのモールは除く(参考:楽天流通総額8,000百万円/年)
※売上高は2009年
ベスト50までは、よく聞く有名なブランドメーカーや店舗がズラリ。
しかしそれより以降になるにつれ、上位との違いがみられます。
それは自社ECサイトのほかにも販売チャネル(この場合ショッピングモール)を持っているということです。
福岡でもっとも売れている「eBEST(イーベスト)」さんは、楽天とヤフーショッピングに出店しています。
福岡で二番目に売れている「AUTOWAYLOOP」さんはもしかりで上記2モールに出店しています。
福岡で三番目に売れている「やずや」さんは、自社ECサイトのみです。
福岡で四番目に売れている「タンスのゲン」さんは、上記2モールに加え、ビッターズにも出店しています。
ざっとみる限りですが、自社メーカーは自社単独のでECサイトのみ、
商社、卸ディーラー、小売業は他モールでも販売されています。
・顧客情報を他社(モール)に渡したくない
・1品あたりがもともと低利益なので、できるだけ多く売りたい
・ネット通販の人員体制が整っていない
など理由はさまざまと思われます。
自社の業態や業種、縦割りか横割りかなどの組織体制などによって、最適なチャネルの持ち方も変わってきます。
この売上ランキングも利益率ランキングだったら顔ぶれも随分変わってくると思います。上位のほとんどがあまり聞いたことがない店舗なのかもしれません。小さな会社ほど小回りよくスピーディーな店舗運営ができるからです。
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