Twitterやセカンドライフに安易に手を出すべからず

KNブログ

2009年08月22日 16:13

最近Twitterが流行っています。

Webの世界では、次から次へとトレンドが変化します。いま流行っていても来年のいま頃も流行っているかといえば、そうではありません。セカンドライフやPPP(ペイパーポスト)が良い例です。

危険なのは、企業のマーケティング手法として、それに乗じて安易に乗っかってしまうこと。投資規模も小さく柔軟な中小企業であれば、軌道修正もすぐにできますが、大きな企業ともなると予算立てをして相応の投資額をかけてとなると大変なリスクです。

Twitterマーケティングで実際に成功している企業は、スタバやデルなどが挙げられます。

しかしWeb担の安田編集長が言っていますが、
Twitterの企業利用で成功している事例をみても、スターバックスがTwitterで行った広告探し企画は、ざっくり「イマドキの若い子にスターバックスのブランドを認知させたい」→「そういった子がよく使うメディアってなんだろう」→「Twitterだね」→「じゃあ、Twitterをこう組み込んで流れを作ろう」といった感じ。ターゲットに対して適切なコンタクトポイントを選んだらTwitterだったということ。DELLがTwitterで売り上げを増強しているのも、それまでのオンラインコミュニティ育成などの動きをふまえての一施策。マツダのロータリーエンジン40周年記念キャンペーンも、メインはTwitterというよりはブログパーツでした。


Twitterを見ていると、自分のブログ記事URLを貼り付けて、アクセス経路を増やすことをしている中小企業や個人事業主の方は増えてきた感があります。コストもかからないですし、手軽にできますし。

安田さんが言うように、自社の対象ユーザー層をよく理解して、最適なメディアや手法を検討するコミュニケーションプランニングが大切です。まずは試験的に実行して検証してみるところから始めるのがよいと思います。

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