先日、イトーヨーカ堂の通販サイトで商品の価格を誤表示して販売されていたようです。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091021-OYT1T00174.htm

ネットを利用すると影響を与える範囲やスピードの速さなどリアルで行うよりもレバレッジが利きます。しかし反面、ひとつ間違うと大きな負のインパクトとなって返ってきます。

ECサイトといえど、このような人為的なミスは一定の確率で発生します。

ただその発生率の割合と、発生後のリカバリーの速さは、ECサイト担当者およびプロジェクトチーム各々の意識によって、大きく変わってきます。

つまりリスクマネジメントの考えや仕組みがメンバーに浸透しているか、有事の際にどのような、どれくらいの影響が出るかを多少なりとも気にかけていれば、人為的なミスは最小限に抑えられるはずです。

ECサイトは「商品」と一緒に「信用」も買っていただいているということを忘れてはいけません。